2019年9月28日土曜日

9月25日、糖尿病治療における運動療法の意義

9月25日、糖尿病治療における運動療法の意義
聖マリアンナ医大、田中教授の講演
筋肉は、最大の糖の取り込み組織であるが、糖尿病患者では取り込みが少ない。
筋肉への糖の取り込み:インスリンが必要。
肥満や運動不足で筋肉のインスリン抵抗性があると、糖の取り込みが低下する。
運動により筋肉への糖取り込みが可能。
血管、赤血球、肝臓、膵臓、脳、骨などでは、インスリンに関係なく糖が取り込まれるので、
細胞内に糖が過剰になる。糖を出すのに細胞内で活性酸素が増えて細胞が壊死する。
したがって、
糖尿病はあらゆる病気の原因になる病気である。
また、あらゆる病気を悪化させる病気である。
運動は朝食後の中等度のまとまった運動が最も効果的である。
座りっぱなしの生活の人では、30分に1回5分間でも立っていると血糖改善効果はある。