2026年11月8日日曜日

免疫チェックポイント阻害薬

 免疫チェックポイント阻害薬


■がん薬物療法に大きな進展をもたらした。

がん細胞を直接傷害するのではなく

宿主の抗腫瘍免疫応答を再活性化する。

患者さんの免疫力を利用する。

長期投与もあり

中止後も奏功が持続することもあり


■2026年3月現在、使用可能な薬剤:

抗CTLA-4抗体:ヤーボイ、イジュド

抗PD-1抗体:オプジーボ、キイトルーダ、リブタヨ、テビムブラ

抗PD-L1抗体:テセントリク、バベンチオ、イミフィンジ


■対象となる主ながん:

皮膚がん、肺がん、食道がん、大腸がん

肝細胞がん、尿路上皮がん、腎細胞がん

子宮頚がん、子宮体がん、乳がんなど


■免疫関連有害事象:

出現時期の予測が困難

発熱や倦怠感のみなど初期症状が非特異的

抗腫瘍効果と相関する


病型分類:重症度順

倦怠感、循環不全

高熱、呼吸不全

息切れ

筋痛

下痢、腹痛

甲状腺機能異常

関節痛

乾燥症状、皮疹、掻痒

2026年11月3日火曜日

糖尿病

 糖尿病


最近の変化

・肥満のある方:10%以上減量すると10%で寛解

・高度肥満の方、減量手術で75%寛解

・3食きちんと摂取して間食へらす

・死因の変化:がん、感染症が多く

 血管合併症は減少。


食事療法

・必要なエネルギーをとる

・極端な糖質制限はさける

・朝食を抜かない、夕食を遅くしない

・野菜から食べる、ゆっくりよくかんで食べる


合併症

・透析:新規導入の4割が糖尿病

・心血管疾患:2から4倍多い

・脳卒中:2倍多い

・心不全:2から4倍多い


2026年11月1日日曜日

高血圧の10の真実

 ●高血圧の10の真実

1.高血圧は、将来の脳卒中、心臓病、腎臓病、認知症の発症を増やします。

2.日本では、1年間に17万人が高血圧による脳心血管病で死亡。

3.日本の血圧コントロールは主要経済国の中で最下位レベル。

4.上の血圧を10下げると、脳卒中、心臓病が2割減る。

5.上の血圧を130未満、下の血圧を80未満にすると、脳卒中や心臓病が減る。

6.生活習慣の改善(減塩、運動、減量、節酒など)で血圧が下がる。

7.日本人の食塩摂取量は1日10gと多く、6g未満をすすめられています。

8.目標の血圧にするために、多くの場合、2種類以上の薬が必要です。

9.血圧を下げる薬は、安価、安全で効果があり、

副作用よりも血圧を下げる利益の方が大きいことが多い。

10.家庭での血圧測定は高血圧の診断と治療に役立ちます。


2026年10月26日月曜日

OTC類似薬の保険給付の見直し(R9年3月から実施):患者さんの窓口負担額が増えます。

 OTC医薬品と成分、投与経路が同じ医療用医薬品(OTC類似薬)

を使用する場合、追加の負担(薬剤費の4分の1)が必要になります。


当院の院内処方薬では

感冒薬:PL顆粒

うがい薬:ポビドンヨード

去痰剤:カルボシステイン

抗アレルギー薬:フェキソフェナジン、モメタゾン点鼻

便秘薬:酸化マグネシウム

下痢止め:フェロベリン

鎮痛解熱薬:ロキソプロフェン

鎮痛外用薬:ロキソプロフェンテープ、インテバンクリーム

保湿外用薬:ヒルドイドソフト軟膏、ヘパリン類似スプレー

ステロイド外用薬:リンデロン軟膏、ロコイド軟膏

などです。


2026年10月15日木曜日

コロナとインフルエンザの違い

 コロナとインフルエンザの違い


平均年齢:コロナ72才、インフル47才

重症化リスクあり(年齢、心疾患、糖尿病、腎臓病など):

コロナ74%、インフル42%

入院日数:コロナ30日、インフル11日

集中治療室で治療:コロナ3%、インフル1%

人工呼吸器装着:コロナ6%、インフル3%

入院中の死亡:コロナ12%、インフル3%

2026年10月10日土曜日

高血圧の現状

 ●高血圧の現状


2025年ガイドライン

高血圧の診断基準:140/90以上

降圧目標:130/80未満(年齢、疾患に関係なく)


有病率(血圧140/90以上または降圧剤服用中)

50才以上の男性および60才以上の女性で60%以上


管理率(血圧140/90未満)

男性で40%、女性で45%


推定患者数:4300万人

血圧管理良好な人:1200万人

(ただし旧基準の血圧140/90未満)


全脳心血管病の死亡

血圧120/80以上で死亡した人が39%

(中壮年で56%、高齢者で23%)


高血圧による死亡

年間17万人(2019年)


脳出血で搬送される人の80%が未治療


2026年10月5日月曜日

年末年始の休診

 年末年始の休診

12月27日より1月3日まで休診します。