2019年6月30日日曜日

6月25日脂質異常症の講演

脂肪肝について:超音波検査で肝臓の深部減衰が
1/2以上なら高度脂肪肝。
生活習慣の改善とともに、
線維化の恐れが強いので投薬をすすめる。


中性脂肪(TG)について:
糖尿病患者では、LDL高値やHbA1c高値よりも
TG高値だと心筋梗塞になりやすい。
TGはLDLをさらに悪玉にかえる(sdLDL)。
アポB110以上またはnonHDL(総コレステロール-HDL)170以上
かつTG150以上は、sdLDLが高値である。

2019年6月22日土曜日

6月21日、認知症関係の講演会

「デイサービスを拒否する患者さんへの対応」
認知症の方は、聞かれても、とくに困っていることはありません
と答える事が多い。
実際には、病気であることを感じていて、
不安や判断力低下、攻撃性などにあらわれることがある。
とくに独居ではなおさらである。
デイサービスを嫌がる方は多い。
複数の施設に見学に行く、本人に合った施設を探す、
おうちで暮らしたいなら足腰鍛えましょう、
送迎があり、ただ行って座っているだけでも、
お昼を食べて帰ってくるだけでもよい
グループホームや有料老人ホームは月20から30万円かかるので、
デイサービスで頑張りましょう
どうしても無理なら、家庭での仕事、町内会の仕事などをすすめる。


「認知症サポート医の活動」
認知症初期集中支援チームが各区にある。
自宅に訪問して、説明、助言、を行い、
医療や介護サービスに移行するまでのお手伝いをする。

6月20日終日、高校健診4回目、最終回

6月20日終日、高校健診4回目、最終回
側弯、甲状腺腫、心電図異常など数名。

2019年6月16日日曜日

6月16日、「おひとりさま」で有名な上野千鶴子先生の講演

6月16日、「おひとりさま」で有名な上野千鶴子先生の講演
「おひとりさま」で大丈夫!老後はちっとも怖くない


本人:古希、単身
兄弟に医師、歯科医師がいる
施設訪問や在宅医に同行して研究している


高齢単身ないし高齢夫婦のみが58%
施設や病院より自宅にいたいのがお年寄り
最後まで自分らしく、とは?


がん死ほど在宅看取りにふさわしい死はない
痛みの管理がすすんでいること、ある程度死期が予想できること、
最後まで比較的通常生活可能なことが多いこと


地方では施設過剰
横浜市:在宅死は可能
地域差がきわめて大きい


認知症在宅一人暮らしは、比較的症状が軽いことがある
家族のしかる、せめる、はげますが悪化させる


事前指示書:人は変わる、迷う、最後まで付き合うのが家族

6月11日、高血圧に関する講演会

6月11日、高血圧に関する講演会
高血圧パラドックスを克服する新戦略
~ガイドライン、臨床イナーシャ、MRB~
大阪大学、楽木教授
高血圧の診断は浸透しているが、まだ治療は不十分。
高血圧の基準は140/90以上であることは同じ。
正常は120/80未満。
治療目標は今回のガイドラインではより厳格になった。
脳心血管疾患を減らすため、原則として
75才未満では130/80未満
75才以上では140/90未満
イナーシャ:治療強化しないことや、精査しないことがある。
MR拮抗薬:難治性高血圧に有用。

2019年6月6日木曜日

6月3日終日、高校健診3回目

6月3日終日、高校健診3回目
皮膚疾患、側弯症、心雑音、心電図異常の方、数名あり。

2019年6月2日日曜日

6月2日、産業医研修会9:30-18:40

労働衛生関係法規:自動車運転者の過労死は過去9年間ずっとワースト1位だが、
36協定による時間外労働は年間960時間と規制が緩くなる。
残業月80時間以上は面接指導の対象。
働き方改革と就労支援:勤務間インターバル制度、年休の確実な取得、治療と仕事の両立支援
脳卒中:潜因性脳梗塞、奇異性脳塞栓、卵円孔開存、経頭蓋超音波検査
職場におけるLGBT:性同一性障害には、男性でも女性でもない性のありかたの人もいる。
肝疾患:職域における肝炎ウイルス検査
皮膚疾患:アトピー性皮膚炎、かゆみひどいときの対策、乾癬について
骨粗鬆症:60才以上の女性の半数に骨粗鬆症あり。椎体骨折で死亡リスク7-8倍。
骨質劣化型骨粗鬆症について
職場復帰のためのリハビリ:ボツリヌス療法、下肢のみに施行して上肢の緊張改善。