2021年2月20日土曜日

冠動脈インターベンションの実際

 冠動脈インターベンションの実際

昭和大学横浜市北部病院、岡部先生の講演

座長 笠間正文


2月19日、WEBにて、演題名は変更になった。


症例1

急性冠症候群

右冠動脈完全閉塞

血栓吸引、血管内超音波検査、末梢塞栓防止用のデバイス

ステント拡張

術後、アスピリン+プラスグレル


症例2

狭心症

左回旋枝の高度狭窄

光干渉断層法による血管内腔の観察

およびステント拡張具合の確認

術後、アスピリン+クロピドグレル


抗血小板剤について

プラスグレルはクロピドグレルよりも内服早期の2-4時間で効果発現あり

急性冠症候群で有用


2剤抗血小板剤の併用

いつまで続けるのか

最近の研究では、出血リスクを考慮し、より短期間をすすめている。

ただし、3本以上のステント、第1世代のステント、ステント総延長が長いなどでは、

継続することもある。

2021年2月16日火曜日

新型コロナワクチンについて

 新型コロナワクチンについて

問い合わせが増えていますが、


・接種時期?

・接種場所?

・優先順位?

・基礎疾患?

・接種できないアレルギーは?

・当院で接種できるのか?

  など

何も正式な連絡がないので不明です。

2021年2月13日土曜日

花粉症の内服薬(抗アレルギー薬)について

K社の薬剤出荷停止の影響のため、

当院への他社の2種類の花粉症の後発薬剤の納入が

当面はありません。

1種類は12月末から納入がなく、

もう1種類も在庫がわずかです。

今後、該当する薬剤をご希望の方は、

院外処方になりますので、

ご了承ください。

当院では現在、納入可能なものは、

先発薬剤1種類と後発薬剤1種類のみです。


2021年2月7日日曜日

原発性アルドステロン症 なぜ見逃してはいけないのか

 原発性アルドステロン症

なぜ見逃してはいけないのか

横浜市立みなと赤十字病院、太田先生の講演


通常の高血圧よりも、脳卒中3.8倍、心筋梗塞6.7倍、心房細動12.2倍、腎臓病も多い。

高血圧患者の5から10%

とくに

若年者、血圧160/100以上、40才以下の脳血管疾患、3剤以上の降圧剤でも下がらない、睡眠時無呼吸の合併


スクリーニング検査(血中K低値は少ない)

血中アルドステロン/レニン活性の比(またはレニン濃度:レニン活性の約1/5で換算)

内服していても、座位で採血してもよい。


その他

血中NaがClが36より大(代謝性アルカローシスの可能性)

尿K/Na≧0.25(尿K排泄増加)