冠動脈インターベンションの実際
昭和大学横浜市北部病院、岡部先生の講演
座長 笠間正文
2月19日、WEBにて、演題名は変更になった。
症例1
急性冠症候群
右冠動脈完全閉塞
血栓吸引、血管内超音波検査、末梢塞栓防止用のデバイス
ステント拡張
術後、アスピリン+プラスグレル
症例2
狭心症
左回旋枝の高度狭窄
光干渉断層法による血管内腔の観察
およびステント拡張具合の確認
術後、アスピリン+クロピドグレル
抗血小板剤について
プラスグレルはクロピドグレルよりも内服早期の2-4時間で効果発現あり
急性冠症候群で有用
2剤抗血小板剤の併用
いつまで続けるのか
最近の研究では、出血リスクを考慮し、より短期間をすすめている。
ただし、3本以上のステント、第1世代のステント、ステント総延長が長いなどでは、
継続することもある。