2019年9月21日土曜日

9月17日、「妊娠および授乳と薬」

9月17日、第555回医学研修の日、横浜市健康福祉総合センターにて
「妊娠および授乳と薬」
ヒトでは、薬に関係なく先天異常が2-3%、流産が15%ある。
妊娠20週までは中枢神経系の異常
妊娠中期から降圧剤(ACE、ARB)による腎障害の可能性
妊娠後期では、解熱鎮痛剤による動脈管開存のおそれ
ワルファリン、抗がん剤の一部、ヨード、抗生剤の一部、アルコール、喫煙は胎児毒性あり。
授乳による利点:児の白血病減少、将来の認知機能改善、糖尿病減少など、母体の乳がん減少、閉経後骨粗鬆症減少など
授乳中止すると搾乳などのケアが必要
参考:母乳とくすりハンドブック(大分県)