2019年9月1日日曜日

8月29日新横浜循環器連携会

8月29日新横浜循環器連携会
小和瀬先生
心電図上の左脚ブロックで左室壁運動の同期不全が起こることが多いが、
→心臓超音波検査で同期不全がない場合がある。
→心電図で鑑別できないものか。
QRS幅の延長が進行すると同期不全が起こりやすい。
変時性不全の話。徐脈で運動能力低下した94才男性。
心電図ではST部分の軽度下降、高電位差があるが、心負荷のために認められるという。
心拍応答型のペースメーカーを植え込み、運動能力が改善した。
青木先生
去年から安定型狭心症のカテーテル治療では、狭窄が虚血を起こしているか判定が必要になった。
一般的には心臓カテーテル検査のときに冠血流予備量比FFRをみて判定する。
最近、米国では、FFR-CTといって、CT検査で判定が可能になった。
労災病院でも今後採用する予定である。