2025年8月2日土曜日

子宮頚がん予防ワクチンのお知らせ

 子宮頚がんは、

毎年約1万人(80人に1人)がかかり、

約3,000人が亡くなっています。


予防接種で、最大90%予防できます。

横浜市の昨年度接種件数:約13万件


経過措置対象者:約24,000名

(2025年3月時点で3回接種が確認できない方)

2022年度から2024年度に1回以上接種した方は

残りの接種を無料で受けられます。

(2026年3月31日まで)


高校1年生:約9,000名

(2025年3月時点で未接種の方)

2626年3月31日までに3回接種が必要なので、

9月までに1回目を接種する必要があります。


2025年8月1日金曜日

院内在庫薬の不足

 院内在庫薬の不足


狭心症薬(4月から1品目が欠品中)

咳止め(6月から1品目が欠品中)

去痰剤

痛風

骨粗しょう症

喘息吸入薬


当院の近隣500m以内には調剤薬局がありません。

在庫薬と不足薬の両方を同じ日にもらうには

すべて院外処方になりますので

ご了承ください。


2025年7月12日土曜日

糖尿病の治療

 <インクレチン関連薬>

インクレチン:インスリン分泌を増やす消化管ホルモン

・GIP:膵β細胞に直接作用する、食欲抑制作用

・GLP-1:迷走神経を介してインスリン分泌させる

     胃内容物排出を遅らせる、食欲抑制作用


■DPP-4阻害薬

・インクレチンの分解を抑制することで血糖を下げる

・非肥満、インスリン分泌障害で有効

・単独では低血糖少ない

・副反応:浮腫性紅斑、緊満性水泡、滑膜炎、手背足背浮腫



■GLP-1受容体作動薬

・食欲抑制、減量効果

・長時間作用型:リベルサス(1日1回内服)

        トルリシティ(週1回皮下注射)

・インスリン分泌低下(Cペプチドインデックス)では

 効果が限定的でインスリン注射併用が必要


■GIP/GLP-1受容体作動薬

・マンジャロ(週1回皮下注射)

・副反応:嘔気、便秘など

・非肥満例では、低栄養の危険


<SGLT2阻害薬>

・腎尿細管の糖の再吸収を抑制(血管内の糖を尿に出す)

・インスリン作用を介する薬剤との併用では減量考慮

・腎機能低下(eGFR<45)では効果が乏しい

・食欲低下時や手術前は、休薬

・腎保護効果

・心保護効果


<病態に注意が必要な薬>*重篤な場合は禁忌

・肥満に注意:SU、TZ

・腎機能*に注意:BG、SU、TZ

・肝機能*に注意:BG、SU、TZ

・心不全禁忌:BG、TZ

(SU:グリメピリド、TZ:アクトス、BG:メトホルミン)


2025年7月6日日曜日

妊娠中の薬

 <妊娠中の薬>

妊娠初期に薬や放射線に暴露

→薬が原因による奇形は1%

流産の自然発生率は15%

奇形の自然発生率は3%

■妊娠時期

・全か無の時期:受精から妊娠4W

  影響が大きいと流産

  小さいと修復

  形態異常の可能性はない

・催奇形性の時期:妊娠4Wから11W

・胎児毒性の時期:妊娠11W以降


■催奇形性のある薬剤

サリドマイド

男性ホルモン

ビタミンA

ワルファリン

抗てんかん薬

ほか


■胎児毒性のリスク

NSAIDs:ロキソニンなど

ACE阻害薬/AⅡ拮抗薬:レニベース/バルサルタンなど

AG系抗菌薬:アミカシンなど

TC系抗菌薬:クラリスなど

ワルファリン

アルコール

タバコ

過剰なヨード


■禁忌外し

2022年ニフェジピン、アムロジピン

2023年β遮断薬

2025年ドンペリドン


*妊娠後期の鎮痛・解熱には、アセトアミノフェン


*モーラステープ:妊娠後期は禁忌


2025年7月2日水曜日

帯状疱疹ワクチン

 7月1日から定期接種を開始します。


対象者(今年度65才の方など)には問診票が郵送されます。


生ワクチンまたは組換えワクチンのいずれかを選択します。


接種費用は、


生ワクチン1回4,000円、皮下注射、1回


組換えワクチン1回10,000円、筋肉注射、2回


予約が必要です。


組換えワクチンについては事前に接種費用を預かります。

2025年6月29日日曜日

帯状疱疹ワクチン接種(予防接種法による定期接種)

 帯状疱疹ワクチン接種(予防接種法による定期接種)

●使用するワクチンについて

 帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン (GSK 社:シングリックス)の2種類があり、いずれか1種類を接種します。

●接種回数と接種間隔

 

生ワクチン「ビケン」

組換えワクチン「シングリックス」

接種回数と方法

1回(皮下注射)

2回(筋肉内注射)

接種間隔

2か月以上あけて2回接種

接種条件

病気や治療によって免疫の低下している方は接種できない。

免疫の状態にかかわらず

接種可能。

●接種費用

生ワクチン「ビケン」

4,000

組換えワクチン「シングリックス」

10,000/

2か月以上あけて2回接種)

 

●ワクチンの発症予防効果

 

生ワクチン「ビケン」

組換えワクチン「シングリックス」

接種後1年時点

6割程度

9割以上

接種後5年時点

4割程度

9割程度

接種後10年時点

7割程度

●帯状疱疹後神経痛に対する効果

 

生ワクチン「ビケン」

組換えワクチン「シングリックス」

接種後3年時点

6割程度

9割以上

 

●ワクチンの副反応

発現割合

生ワクチン「ビケン」

組換えワクチン「シングリックス」

70%以上

疼痛

30%以上

発赤

発赤、筋肉痛、疲労

10%以上

掻痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結

頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状

1%以上

発疹、倦怠感

掻痒感、倦怠感、その他の疼痛

頻度不明

アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎

ショック、アナフィラキシー