2019年11月17日日曜日

鼻に噴射、痛くないインフル予防 国産ワクチン開発、承認申請へ

鼻に噴射、痛くないインフル予防 国産ワクチン開発、承認申請へ
11/16(土) 10:00配信
鼻にスプレーするだけで、インフルエンザの感染を防ぐ国産の経鼻ワクチンを
大阪府吹田市の阪大微生物病研究会が16日までに開発した。
人に予防接種して安全性と有効性を調べる治験が今年7月に終わり、
近く国へ承認申請する方針。
従来の注射に比べて高い効果が期待できるという。
経鼻ワクチンは既に米国で広く使われているが、国産品は初。
承認されれば、数年後に痛みを伴う注射をしなくても、
インフルエンザを予防できる時代が来るかもしれない。
 申請するのは、病原性をなくしたウイルスを利用した不活化ワクチン。
細いスプレー容器に入ったワクチンを鼻に差し込んで噴射する。