2019年11月23日土曜日

11月18日、糖尿病治療を考える会

11月18日、糖尿病治療を考える会
症例1:81才男性、独居。
HbA1c8.0以上と不良にて、メトホルミン、DPP4阻害薬を追加。
さらに悪化し、DPP4阻害薬増量。
予約に定期受診日に来院せず。
くすりが余っていたという。
認知症を疑い、くすりを一包化にした。
長谷川式18点、MRIで海馬萎縮あり、アルツハイマー型認知症の診断。
DPP4阻害薬を中止し、GLP-1製剤の週1回皮下注射に変更。
当初は、毎週受診して、注射。
その後は、訪問看護師に依頼。
症例2:48才男性、営業職。
空腹時血糖183、HbA1c9.2、BMI30、腹囲102。
忙しい。週2回はビール1L+日本酒3合。
症状はない。仕事はできている。営業のため、飲酒も仕事のうちである。
まだ、たいしたことはないよね、という。
まず、食事指導。運動指導。
いったん、減量し、HbA1c改善。
再度、年末年始で悪化。
メトホルミン開始。
改善せず、SGLT2阻害薬を併用し、改善した。