2025年5月18日日曜日

「高齢者も気を付けたい小児感染症」

 <子供の感染症>

1才児:1年間に平均6回風邪をひく

6才くらいで免疫力が大人なみになる

40才以上では免疫力が低下する

感染機会が減るとアレルギー疾患が増える

免疫のバランスがくずれるため

コロナ禍で免疫力が低下している

免疫の発達にある程度の感染は必要

重症感染症はワクチンが必要


<高齢者の感染症>

◆インフルエンザ

毎年ワクチンが必要

怖いのは細菌性肺炎の合併

◆肺炎球菌:鼻咽頭に保菌のことあり

敗血症や髄膜炎になると重症

喘息や慢性閉塞性肺疾患があると6-7倍感染しやすい

ワクチンが有効

◆RSウイルス

2才までにほぼ100%感染

免疫はつかないので

生涯反復感染する

高齢者では重症化しやすい

抗ウイルス薬はない

50才以上で基礎疾患があるか

60才以上の方ではワクチンがある


<百日咳>

乳児では重症化しやすい

抗菌薬が効きにくい耐性菌が増えている

大人:咳き込み、嘔吐、肋骨骨折

2週間以上長引く咳に注意