2026年2月15日日曜日

高血圧10のファクトと新ガイドラインJSH2025

 高血圧10のファクトと新ガイドラインJSH2025

大阪労災病院総長 樂木 宏美 先生


140/90以上では

120/80以下の正常血圧にくらべて

脳心血管病が3倍

120-140/80-90でも2倍


8/29刊行、6年ぶりの改訂


JSH2025降圧目標

診察室血圧<130/80(JSH2019では75才以上は<140/90だった)

家庭血圧<125/75


血圧140を130未満にすると脳心血管イベントを明らかに減らした。

75才以上でも130未満のほうがイベント抑制、有害事象ふえない。

ただし75才以上で、フレイルなら<140、要介護なら<150


高血圧10の真実

1.高血圧は、将来の脳卒中・心臓病・腎臓病・認知症の

発症リスクを高める病気です。

2.日本では1年間に17万人が高血圧(脳心血管病)が原因となる病気で死亡しています。

3.日本の血圧コントロール状況は主要経済国の中で最下位レベルです。

4.上の血圧を10下げると脳卒中、心臓病が2割減少します。

5.年齢にかかわらず130/80以下にすると脳心血管病が減ります。

6.生活習慣の改善(減塩、減量、節酒、禁煙)で血圧が改善します。

7.日本人の食塩摂取量は1日10gです。6g未満が目標。

8.目標血圧まで下げるには、薬が平均2種類以上必要です。

9.血圧の下げる薬は安価安全で効果があり副作用よりも血圧を下げる利益のほうが大きいです。

10.家庭での血圧測定は高血圧の診断と治療に役立ちます。