2024年11月21日木曜日

「新時代のワクチン戦略 ~インフルエンザ,肺炎球菌,コロナからその次へ~」

 「新時代のワクチン戦略 ~インフルエンザ,肺炎球菌,コロナからその次へ~」

東邦大学

微生物・感染症学講座 教授

舘田一博先生の講演


新型コロナ感染症

日本の感染者:世界7位

3300万人感染

7.4万人死亡

死亡率は129位


ワクチン効果

死亡63%減少


現在オミクロンの亜型が流行


飛沫、エアロゾル、空気感染で広がる

適切な換気が重要



発症7日以内、病状進行の予兆あり

重症化リスク

なし:ゾコーバ

あり:ゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビット


病状進行の予兆なし

不安な人:ゾコーバ


肺炎

70才以上で死亡増加

肺炎球菌が最も多い

ワクチン

23価多糖体ワクチン:定期接種30%しか打っていない

15/20価結合型ワクチン


帯状疱疹

感染者:年々増加

シングリックスワクチン

10年後でも73%予防効果あり


RSウイルス感染症

乳幼児が感染:毎年14万人

60才以上では肺炎になりやすい

とくにCHF、DM、COPD、IHD、ABのある人

基礎疾患の増悪をきたす


コロナワクチン

レプリコンワクチンの有効性持続について


インフルエンザワクチン

接種率50-60%

経鼻ワクチン:2-19才

レプリコンワクチンの開発