「骨粗鬆症治療と顎骨壊死」
昭和大学医学部リハビリテーション医学講座 准教授
昭和大学医学部整形外科学講座 准教授 兼担
永井 隆士氏
これまでは抜歯時に骨粗鬆症の薬を休薬する
ことがすすめられていた。
■2023年ポジションペーパー
薬剤関連顎骨壊死
はじめて日本のエビデンスにもとづいた報告
ビスフォスフォネートやデノスマブについて
・早期発見
歯茎や顎が腫れている
下くちびるがしびれる
口内炎がなかなか治らない
・抜歯でリスクあり
・抜歯時に休薬しない
■休薬について
骨吸収マーカー高値なら
SERMかVD3に変更
1年ごとにマーカー測定
■デノスマブを投与中なら
最終投与から3-4ヶ月後ごろに抜歯
■歯科医師から休薬の申し出があったら
■顎骨壊死があるといわれたら
骨粗鬆症の薬をやめてもよくならないので継続する。