2024年6月22日土曜日

骨粗鬆症治療と顎骨壊死

 「骨粗鬆症治療と顎骨壊死」

昭和大学医学部リハビリテーション医学講座 准教授

昭和大学医学部整形外科学講座 准教授 兼担

永井 隆士氏



これまでは抜歯時に骨粗鬆症の薬を休薬する

ことがすすめられていた。


■2023年ポジションペーパー

薬剤関連顎骨壊死

はじめて日本のエビデンスにもとづいた報告

ビスフォスフォネートやデノスマブについて


・早期発見

  歯茎や顎が腫れている

  下くちびるがしびれる

  口内炎がなかなか治らない


・抜歯でリスクあり


・抜歯時に休薬しない


■休薬について

骨吸収マーカー高値なら

SERMかVD3に変更

1年ごとにマーカー測定


■デノスマブを投与中なら

最終投与から3-4ヶ月後ごろに抜歯


■歯科医師から休薬の申し出があったら

■顎骨壊死があるといわれたら

骨粗鬆症の薬をやめてもよくならないので継続する。