2023年12月14日木曜日

新型コロナウイルスの動向と対策、ワクチン接種

 新型コロナウイルスの動向と対策、ワクチン接種

横浜市大 感染制御部 加藤先生


日本の新型コロナウイルス感染症は

既感染率が上昇、エンデミック期(市中定着)

に入りつつある

献血の血液検査で全国の既感染率を推定


海外では流行の波が消失。

小規模な流行で常に一定の人口が感染している。

(日本では半年おくれでそうなるでしょう)

約1年で再感染

感染者の4割が複数回感染者

再感染までの平均は1年

若年層の再感染が多い

(ワクチン接種率が低い、暴露リスクが高い)


再感染は後遺症が残りやすい


COVID-19は神経・血管障害をおこす

精神・神経系の後遺症あり

ワクチン未接種者のほうが多い


繰り返し接種は必要か

抗体価は

5回接種者より6回接種者のほうが高い

既感染者でもワクチン接種で再感染リスク低下


オミクロン株以降は3回以上の接種が基本

感染予防効果の持続は6から12ヶ月

ワクチン接種はコロナ感染に伴う血管障害を減少させた


XBBは従来株から大きく変異している

マスクする学校と、マスクをしない学校との比較では、

感染者が2倍に増えた


空間を浮遊するエアロゾルによる感染あり

呼吸、会話、歌唱でエアロゾルが発生

飛沫はサージカルマスクで防ぐ

エアロゾルは数分間浮遊

換気対策が必要

マスク着用でエアロゾルはほぼ消失

人ではなく環境が感染を広げる

三密の回避を

環境表面を介しての感染はまれである

環境消毒より手指消毒


まとめ

新型コロナウイルスは肺炎のウイルスではなく

全身炎症のウイルス

多彩な罹患後症状をおこす

繰り返し感染は罹患後症状を悪化させる可能性がある

ワクチン接種は重症化予防と罹患後症状予防に効果がある