2019年7月21日日曜日

7月16日、第554回医学研修の日、疫学的な視点から考える百日咳とその対策

7月16日、第554回医学研修の日、疫学的な視点から考える百日咳とその対策
国立感染症研究所、神谷 元 先生(元小児科医)
吸気性笛声のビデオ:乳児の苦しそうな咳、ほとんど息ができないような状況がよくわかった。
毒素による咳が長引く。
飛沫感染するが空気感染はしない。
2週間の咳で疑う。
5-15才が最も多い。
ワクチン効果は長く続かない。
成人では症状が軽いが長引く。菌量が乳幼児の3400分の1。
最も感染力があるのは2週間以内。
新しい届け出基準では、PCR、抗体検査
PCRはLAMP法で2週間以内が有用。
抗体検査は、単一血清なら、2週間以上で、抗PT-IgG100倍以上。