■アルツハイマー型認知症の早期発見
「症状」
・記憶障害:同じことを何度も尋ねる、約束事を忘れる、同じ物を買う
・遂行機能障害:仕事のミスが増えた、料理の手順を間違える
・見当識障害:受診日に通院しない、外出先で迷う
・精神症状:意欲や関心が低下、何事にも自分で取り組まない
「特徴的な所見」
・麻痺などの神経学的所見はない
・取り繕いや振り返り症候がある
・病識がないか乏しい
■介護者の認知症本人に対する姿勢・態度
・本人の機能低下を理解し出来ることに目を向ける
・簡単でわかりやすい言葉で伝える
・本人が出来ることを中心に任せる
・障害に向かいあうことを強いない
・本人の負担になるような生活の変化を避ける
・本人のペースでゆっくりと安心感を大切にする
■家族への注意
家族から「ダメ出し」続くのはよくない
1.火の元、自動車運転
2.生活習慣病の管理、アルコール制限
3.適度な運動、他人との交流