5月26日、日本超音波医学会第92回学術集会
第18回教育セッション
急性胆のう炎を診る:褐色尿があっても胆道系酵素が上昇しないことあり。
60才以上では胆のうがんが合併することあり。
胆嚢腫大のみで、壁肥厚がないときは、胆管癌に注意。
肝良性腫瘤性疾患を診る:血管腫では、輪郭不整、境界部に薄い高エコーの縁取り。
カメレオンサインは、体位変換で見られる所見である。
シンポジウム 左室拡張機能の評価は臨床で役に立っているのか?
20年前、心不全患者の左室駆出率は平均40%と低下していた。
最近は平均60%と正常収縮例が増えたが、
拡張不全の直接的評価はまだ確立していない。
二次性変化として左房圧、肺動脈圧を評価することが多い。
米国の報告ではH2FPEFスコアが拡張不全に有用。
日本人では、年齢、体重が合わないが、
心房細動の既往、2剤以上の降圧剤、E/e'>9、肺動脈圧>35が参考になる。
大動脈狭窄症:左室後壁の壁厚変化が30%未満では予後不良。
肥大型心筋症:左室流入血流に拡張中期血流があると予後不良。
肺動脈性肺高血圧では、三尖弁逆流速度が拡張不全の評価に使えない。
E/e'は、中等度僧房弁閉鎖不全や左室肥大ではあてにならないことがある。
E/GSL(長軸方向グローバルストレイン)が有用かもしれない。
2019年5月26日日曜日
5月25日、日本超音波医学会第92回学術集会
5月25日、日本超音波医学会第92回学術集会
成人家族性高コレステロール血症スクリーニングに用いる
「超音波法によるアキレス腱厚測定」の標準的評価法
コレステロールは体内で分解できない。
家族性の場合、10才から治療すべき。
アキレス腱は30-40才ごろから肥厚し、冠動脈疾患と相関あり。
実際の測定方法のデモあり。
アキレス腱の厚さを測定。(レントゲンでは斜めに測るので過大評価が多い)
男6.0mm、女5.5mm以上で肥厚。
仰臥位または座位で足首を90度にして
骨付着部の5cm程度上で計測する。
成人家族性高コレステロール血症スクリーニングに用いる
「超音波法によるアキレス腱厚測定」の標準的評価法
コレステロールは体内で分解できない。
家族性の場合、10才から治療すべき。
アキレス腱は30-40才ごろから肥厚し、冠動脈疾患と相関あり。
実際の測定方法のデモあり。
アキレス腱の厚さを測定。(レントゲンでは斜めに測るので過大評価が多い)
男6.0mm、女5.5mm以上で肥厚。
仰臥位または座位で足首を90度にして
骨付着部の5cm程度上で計測する。
2019年5月18日土曜日
5月17日、第17回藤が丘Cardiology連携フォーラム
心電図異常のある症例を発表した。
心臓超音波検査の写真を出さなかったが、
三尖弁はほとんど機能していないくらいの高度の逆流だった。
圧較差は過小評価かもしれない。
右心系の著明な拡大が心電図異常の成因と考えられた。
心臓超音波検査の写真を出さなかったが、
三尖弁はほとんど機能していないくらいの高度の逆流だった。
圧較差は過小評価かもしれない。
右心系の著明な拡大が心電図異常の成因と考えられた。
2019年5月14日火曜日
5月14日終日、第2回高校健診
1年生の心電図391枚も読影。
WPW症候群、心室期外収縮、左室肥大、ST-T異常など
9名について要精査とした。
しかし、精査を受けない生徒が多い。
本日の健診では、貧血疑い、側弯症疑い、皮膚疾患疑いの方あり。
WPW症候群、心室期外収縮、左室肥大、ST-T異常など
9名について要精査とした。
しかし、精査を受けない生徒が多い。
本日の健診では、貧血疑い、側弯症疑い、皮膚疾患疑いの方あり。
2019年5月12日日曜日
5月11日、開業医も知っておきたい頻尿
泌尿器科、車先生の講演
残尿があるか、正確には超音波検査が必要だが、
腹部触診でも、ひどい残尿がないかどうかは判断できる。
尿意切迫には、抗コリン剤、屯用でも効果あり。
頻尿が主体ならβ作動薬、効くのに1か月かかる、新薬は副作用が少ない。
前立腺肥大:縦方向に大きいと症状出やすい。
夜間頻尿:原因は複雑。排尿日誌が有用。
残尿があるか、正確には超音波検査が必要だが、
腹部触診でも、ひどい残尿がないかどうかは判断できる。
尿意切迫には、抗コリン剤、屯用でも効果あり。
頻尿が主体ならβ作動薬、効くのに1か月かかる、新薬は副作用が少ない。
前立腺肥大:縦方向に大きいと症状出やすい。
夜間頻尿:原因は複雑。排尿日誌が有用。
2019年5月6日月曜日
2019年5月4日土曜日
5月4日、咳喘息について、再掲
5月4日、咳喘息について、再掲
10月17日都筑区医師会講演会
長引く咳の診断と治療について
昭和大学横浜市北部病院、呼吸器センター、松倉先生
咳が3週間以上続く場合、
夜間から早朝に咳がひどいかどうかや、
以前にも同様の経過があったかどうかを確認。
胸部レントゲン写真を撮り、肺炎や結核などがないことを確認。
咳がひどいときに気管支拡張剤(メプチン)を吸入していただき、
吸入が有効な場合、咳喘息と診断して、
その後定期的なステロイド吸入が当分の間必要となる。
10月17日都筑区医師会講演会
長引く咳の診断と治療について
昭和大学横浜市北部病院、呼吸器センター、松倉先生
咳が3週間以上続く場合、
夜間から早朝に咳がひどいかどうかや、
以前にも同様の経過があったかどうかを確認。
胸部レントゲン写真を撮り、肺炎や結核などがないことを確認。
咳がひどいときに気管支拡張剤(メプチン)を吸入していただき、
吸入が有効な場合、咳喘息と診断して、
その後定期的なステロイド吸入が当分の間必要となる。
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