■特徴
・慢性的に副腎からアルドステロンを過剰分泌
・治癒可能な二次性高血圧
・従来の想定よりも高頻度
・治療抵抗性の高血圧
・脳心血管疾患が多い
■高有病率の病態
・低K血症(利尿剤投与例を含む)
・治療抵抗性
・40才未満
・未治療時150/100以上
・副腎腫瘍合併
・若年での脳卒中
・SAS合併
■スクリーニング検査
・早朝空腹時、安静臥位
または午前中の座位
・Ca拮抗薬やα遮断薬に変更後
または降圧剤内服したまま
・アルドステロンCLEIA法
■新基準
・血漿アルドステロン濃度/血漿レニン活性比≧100
または
血漿アルドステロン濃度/活性型レニン濃度比≧20
・血漿アルドステロン濃度≧60
両者を満たせば暫定陽性
■MR拮抗薬の用量調整
血圧の正常化
血清Kの正常化
レニン抑制の解除
(血漿レニン活性>1.0または活性型レニン濃度>5.0)